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ど田舎に棲む

ど田舎に棲む

とうとう恐れていたことが・・・

ちょっと順序が逆になっちゃったけど、28週の頃。
妊娠経験ありの方ならご存じだろうが、妊娠糖尿病の検査がある。
日本では何味なのかわからないが、こっちではオレンジソーダ味で、砂糖をめちゃくちゃ飽和状態になるまで入れたと思われる飲み物を飲む前と飲んだ後の1時間後の血糖値を測るものだ。
コーラ味もあると最近聞いたが、ワタシにチョイスは与えられなかった。

これで車で25分もかかる病院まで行くのは面倒なので、歩いて5分のところのクリニックへ出かけた。
結果は同じコンピュータシステムに入るらしい。

飲む前の血糖値は採血ではなく、指先をつついて血を出して調べた。
この指先ちょん、がエライ痛い!
「糖尿病の人はこれを1日何度もしなくっちゃいけないのよね。ちょっと考えられないわ。」
とか検査技師のおにいさんと話していた。
前にも書いたと思うがワタシは採血は好きなのだ。

結果。

引っかかってしまった・・・

で、再検査。
今度は前日の夜から絶食して、飲む前、1時間後、2時間後、3時間後と血を抜かれることになった。
採血はるんるんしながらやってもらったが、大変なのが待ち時間。
待合室ではCNNしか流れていないし(当時イラク攻撃か???と騒いでいた頃)、ろくな雑誌は置いていないし。
近くのお店にぶらぶらしに行くのも楽しいのは最初だけ。
かと言って全部終わるまでは何も口にしちゃいけないし。
腹減るんだな、これが。
その後何を食べたのか覚えちゃいないが、終わってから家に帰ってがっついたのは確かである。

結果は午後に出るというので、診療の終わる3時半頃産婦人科に電話した。

どきどき。。。

妊娠糖尿病になっていた。


やっぱりな~、思い当たる節はあったりした。
大ボケブラザーズ妊娠中、血液検査ではOKだったが、尿に糖が出たことがあった。
そして小ボケ弟。
2週間早く生まれた割に3930gとでかかった。
そしてひどい黄だんで再入院した。
妊娠糖尿病の特徴ずばりって感じ。

そして今回由緒正しい(?)妊娠糖尿病患者になってしまった。

さっそく病院の栄養士に予約を入れさせられ、食事指導。
糖尿病の食事は高タンパク高繊維、低炭水化物低カロリー。
日本だと低脂肪低カロリーなんだろうが、こっちではニンプーだからカロリーは必要なので、脂肪は気にせず、炭水化物の摂取量だけ気を付けなさいと言われた。

でもワタシゴハンとか麺類大好きで・・・

一食に食べられるゴハンの量はコドモ茶碗に半分くらいしかなかった。
それまでドンブリ飯かっくらっていたワタシには辛い。
満腹感が全然味わえない。

プリンセス妊娠してからひどい便秘になってしまった。
ここで食べる量が減って(それもかさを増やす炭水化物が超少ない)、便秘が悪化。
せっかく大ボケ兄を妊娠してからそれまでの便秘が治り、以来快便生活を送っていたのに。
せめてもの慰めは、1日6食食べられることだった。
3時間に1度はなにかしら食べられる。
これで血糖血が下がりすぎるのを防ぐらしい。
夜食もいいんだって。
ダンナが寝た後インターネットしながらおやつをつまめる幸せ。
チャット仲間には太るぞと言われたが、けけけ、医者のいいつけだもんね~~~。

しかしやばいことに今でもこの夜食の習慣が残ってしまっている・・・

そして検査技師との会話が真実になったかのように、1日4回、自分で自分の指先を傷つけ、血を絞り出して血糖値を測るという、極めて自虐に近い行為をすることになるのだった。


おまけ

栄養士の指導を一緒に受けたダンナ。
影響されやすいというかなんというか、いろんな料理に含まれる脂肪の量を見て、えらいショックを受けて帰って来た。
それ以来、食べるものにワタシより気を使うようになり、お昼のサンドイッチのマヨネーズもおやめになった。
ニンプーの妻がその後の体重増加に悩んだにもかかわらず、彼は5㌔くらい痩せたりして喜んでいる。

一人で裏切りやがって・・・




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